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本ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

今、国の内外を問わず、徐々に、そして確実に新しい時代に突入しつつあります。それは未踏の時代であるといっても過言ではありません。国内におきましては、少子高齢化や国際化、情報化の著しい進展などにより、大きな変化がもたらされています。

このような時代におきましては、触角を伸ばし、先を読みながら、従来の発想にとらわれない対策を先手先手で講じることが何よりも重要です。先行きが不透明でありましても、結果には必ず原因があり、固定観点にとらわれずに目と耳を凝らせば、将来の予兆を感じることができるかもしれません。

その一方、社会や人々が一つの方向に大きく動くとき、大切な何か軽んじられたり、見落とされたりすることもあります。雁の群には必ず「奴雁」がいて、周囲を見渡しながら天敵が襲来しそうになると、仲間に警鐘を鳴らすといいます。

政治学者の端くれとして、この「奴雁の視点」も意識しながら、これからも政治や行政の動きを考察し、多少なりとも世の中や地域の役に立ちたいと思っております。